Embedded Software Manufactory

組込みソフトウェア工房 ("Manufactory" とは 17世紀初頭に使われていた製造所を表すことば)

2018-04-13

ウーバーの自動運転事故について考える

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2018年3月18日に米ライドシェアサービス大手のウーバー・テクノロジーズの自動運転車が、米アリゾナ州フェニックス近郊で試験運転中に起こした死亡事故のことは多くの人がすでにニュースで見たと思う。 ただ,なぜ,この事故が起こったのかという原因については,まだ十分な分析の結果が報...
2018-03-18

2020年の医療機器ソフトウェアに求められる要件の予想

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前回のブログ記事『 ソフトウェア製品の認証は可能か? 』で,医療機器では「基礎安全,基本機能,基本性能」「リスクマネジメント」「ソフトウェアライフサイクル」「ユーザビリティ」の4つについて正当性を示すことが規制当局から求められると書いた。 適合が求められる規格でこのことを表す...
2018-01-08

ソフトウェア製品の認証は可能か?

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先日,某所から「ソフトウェアの認証を行うとしたら,何を試験すればいいのか」という質問を受けた。まず,医療機器に搭載するソフトウェアや,そのものが医療機器となるソフトウェアのケースを説明し,その後,一般的なソフトウェアだったらどうなるのかと考えてみた。それが,この図だ。 規...
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sakai
1987年よりクリティカルデバイスのソフトウェア開発に従事する。おもに16bitのワンチップマイコンを使った信号処理、リアルタイム組込みシステムの開発を行い、商品の仕様立案からソフトウェア開発のプロセス管理、プロジェクトマネージメント、安全性・信頼性の検証、保守、ソフトウェア技術者教育など組込みシステム開発に関する幅広い領域を経験する。オブジェクト指向設計やプロダクトライン戦略を商品開発に生かすことも試みる。商品開発を常にアーキテクトの視点から分析し、「具体から抽象へ」というアプローチにこだわる。2006年より JEITA ヘルスケアインダストリ事業委員会/医療用ソフトウェア専門委員会の幹事として、また、組織内外のソフトウェア品質技術の指導・支援、ソフトウェア技術者の育成、外部規格適合教育に携わる。プライベートではコミュニティ活動として、2003年より、SESSAME(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)に参加している。 2025年6月に Medical Software Consulting を起業した。
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