Embedded Software Manufactory

組込みソフトウェア工房 ("Manufactory" とは 17世紀初頭に使われていた製造所を表すことば)

2018-01-08

ソフトウェア製品の認証は可能か?

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先日,某所から「ソフトウェアの認証を行うとしたら,何を試験すればいいのか」という質問を受けた。まず,医療機器に搭載するソフトウェアや,そのものが医療機器となるソフトウェアのケースを説明し,その後,一般的なソフトウェアだったらどうなるのかと考えてみた。それが,この図だ。 規...
2017-10-22

「ASIL-Dを達成しています」の怪

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最近,「ISO 26262 の ASIL D を達成しています」という汎用OSやソフトウェア部品の宣伝をネット上で見かける。 このような広告を見るたびに首をかしげたくなる。 左の図は,GHS(ヘルスソフトウェア推進協議会)のリスクマネジメントトレーニング講座で毎回使っ...
2017-07-26

医機連から公開されたIEC 62304適用に関する質疑応答集(Q&A)

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医機連(一般社団法人日本医療機器産業連合会) が2017年5月17日に厚労省から発出された『医療機器審査管理課長通知:医療機器の基本要件基準第12条第2項の適用について』の運用に関する留意点について, 質疑応答集(Q&A) を公開した。 ようするに,IEC 62304...
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sakai
1987年よりクリティカルデバイスのソフトウェア開発に従事する。おもに16bitのワンチップマイコンを使った信号処理、リアルタイム組込みシステムの開発を行い、商品の仕様立案からソフトウェア開発のプロセス管理、プロジェクトマネージメント、安全性・信頼性の検証、保守、ソフトウェア技術者教育など組込みシステム開発に関する幅広い領域を経験する。オブジェクト指向設計やプロダクトライン戦略を商品開発に生かすことも試みる。商品開発を常にアーキテクトの視点から分析し、「具体から抽象へ」というアプローチにこだわる。2006年より JEITA ヘルスケアインダストリ事業委員会/医療用ソフトウェア専門委員会の幹事として、また、組織内外のソフトウェア品質技術の指導・支援、ソフトウェア技術者の育成、外部規格適合教育に携わる。プライベートではコミュニティ活動として、2003年より、SESSAME(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)に参加している。 2025年6月に Medical Software Consulting を起業した。
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