tag:blogger.com,1999:blog-19350560.post2219437618197279454..comments2023-02-19T17:29:34.422+09:00Comments on Embedded Software Manufactory: ルールを決める権利を放棄する日本人sakaihttp://www.blogger.com/profile/13883404163009530229noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-19350560.post-85449086961813945332008-07-13T06:41:00.000+09:002008-07-13T06:41:00.000+09:00コメントありがとうございます。「ルールの本質、すなわち必要性の背景は何か?を理解することが大事」とい...コメントありがとうございます。<BR/><BR/>「ルールの本質、すなわち必要性の背景は何か?を理解することが大事」という点、同感です。<BR/><BR/>例えば、C言語のソースコードを解析して警告メッセージを出してくれるツールがあります。なかなか有効だと思うし、実際に使っています。<BR/><BR/>でも、コーディングルール・コーディングスタイルをツールに丸投げし、なぜそのようなルールを推奨するのか考えないプロジェクトでは、大抵、ルールが形骸化します。<BR/><BR/>本質を考えることをせず、ツールがはき出す警告をすり抜けることばかり考えるようになると、「Aの警告を出ないようにしたら、今度はBの警告が出るようになりました。どうしたらよいでしょう」といったことになります。<BR/><BR/>「なぜ」を考えていないので際限がありません。<BR/><BR/>ソフトウェア開発に使用するツールには「体系化した方法論」や「ノウハウ」が組み込まれていることが多いと思いますが、これらを何も考えずに鵜呑みにすると長続きしないことが多いと感じます。<BR/><BR/>問題意識を持たずに、ツールベンダーが発信する「効果効能」だけ信じてツールを買ってしまう技術者は、ツールベンダーにとって格好のかもであると同時に、高いお金を出して買ってツールが宝の持ち腐れになる可能性が高いと思います。sakaihttps://www.blogger.com/profile/13883404163009530229noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-19350560.post-35459897994398682312008-07-12T21:47:00.000+09:002008-07-12T21:47:00.000+09:00Sakaiさん、日頃、記事を興味深く読ませていただいております。私は、ソフトウェア設計技術者です。以...Sakaiさん、日頃、記事を興味深く読ませていただいております。<BR/>私は、ソフトウェア設計技術者です。<BR/>以下、コメントさせて頂きます。<BR/><BR/>先ず、多数決による意思決定についてですが、多数派にしても少数派にしても、なぜ賛成なのか(或いは反対なのか)の理由を述べて頂く必要があると思います。その上で、議論を続けて、最終的に現実解を求めることが必要だと思います。満場一致の決定事項は非常にリスクが高いと言われています。なぜならば、①代替案が無い。②盲目的に決まる可能性が高いため完成度が低い。<BR/>などが考えられます。<BR/> そこで、議論の場で必要になるのは、問題の理解です。参加者全員に一定レベル以上の問題意識をもって頂く必要があります。議長や議長相当の人は、これを踏まえてから議論に入る必要があると思います。この場合、賛成にしても反対にしても理由がきっとあるはずですし、問題に対する結論(解決方法)も妥当なものになるでしょう。<BR/><BR/>次に、ルールについてですが、これも先述と同様に、ルールを適用される人々には、問題意識をもって頂く必要があります。ルールの本質、すなわち必要性の背景は何か?を理解していただく必要があると思います。さもないと、誤解のもとにルールを運用したり、軽視されることになるでしょう。<BR/>ですので、もしルールを前提とした組織活動が必要な場合は、徹底してルールが必要な背景と目的から教育していく必要があると考えます。また、単にルールというと制限・制約条件(実際にはそうかもしれませんが・・)にきこえるので、ルールを順守することは、自分たちの目的を達成するために必要な条件であることを強調したほうが良いと思います。大変だとは思いますが、場合によっては、問題意識づくりから始める必要があるかもしれません。<BR/> 尚、ルール等に対する問題意識の高め方は、その人の経験や考え方、問題に対する造詣の深さ等に依存するので、これらを踏まえて教育を設計してから、根気よく、じっくりとコミュニケーションを行う必要があると思います。この具体的な方法には正解はないので、試行錯誤の連続だと思いますが、Sakaiさんのような方から発信し、問題意識を共有することがポイントであると考えます。<BR/><BR/>文中、的外れな意見等ありましたら、申し訳ありません。それでは、失礼いたします。<BR/><BR/><BR/>以上Anonymousnoreply@blogger.com